甘えるにもほどがある。

 私はマンションの管理人をしている。

 夜間の警備員も24時間常駐しているタイプのマンションである。
 そのマンションが 今、防災の件で揉めている、らしい。我々管理人はフロントと管理組合が決めたことに従うだけなので詳細はわからないがマンションの自治会防災担当の方々は(自治会としての意思なのかそれとも数人の意見なのか詳細はまだわからない)大規模災害に遭遇したとき我々管理人が家庭の状況も顧みずマンションに駆けつけて防災業務に当たることを期待しているらしい。

 あり得ない期待や想像はしないで欲しい。私が以前の職業のようにインフラ産業の会社に勤めているなら万難を排して会社に出勤するが、それだけの給料をもらっていたから当然といえば当然と言えるかもしれないがほぼ最低賃金で働いているマンションの管理人がそこまで滅私奉公をするわけがない。

 いやいや、これはお金の問題ではない。職業のあり様の問題である。そもそもマンションの管理人業務の中に災害時の対応業務は含まれていない、と考えている。線状降水帯が通り通常より相当激しい雨が降りマンション内のあちこちが浸水した、とこの程度なら排水ポンプを稼働させ雨漏りがないかどうかを点検する。
 この程度のことは当然やりますよ。管理人の業務に含まれていると思うしやらなければならないことだとは思います。

 でも大災害時に自分がたまたま当番でそこにいたら必要最低限のことをやって管理組合か自治会の誰かに状況を説明して引き継ぎ自分は家に帰ることを考えます。

 自分非番で家にいたならば災害対策のため仕事場であるマンションに駆けつけるようなことは絶対にしません。

 それがなにか!
 管理人として失格ですか。

 一般的にはどう思われているのか知りませんが、それはこれから調べてみようかと思っているところですが、マンションという一つの集合体は、自治会のあるところは自治会が中心となって、なければ管理組合が中心となって自分の家や家族をマンション全体を守ろうとすべきです。

 一人か二人しかいない(大きいマンションでも数人)管理人に頼るような甘えた気持ちは持ってほしくない。
 管理人としてそこまで頼られるのは迷惑この上ない話である。

 極端な言い方をすれば「甘ったれるのもいい加減にして欲しい。」
 

 自分たちが住むマンションは自分たちで守る気概を持って欲しい。
 世の中の現実はどうなんだろうか。私の考え方であっているのだろうか。

 身を賭して守る気はないけれど気にはなる。


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